地震・防災・地震予知の専門掲示板

> しかしながら、某大学の地震研究所を中心とした日本地震学会は、これらの報告の無視・排除・切捨てを繰り返して来た。

無視・排除・切捨てといった冷遇の原因は、報告内容が、研究からは程遠い稚拙なプロセスから導かれたためではなかっただろうか？そんな程度の「おままごと遊び」なら、どんな学会からも門前払いを食らうのは当然

ところが、原因を「既得権益が転覆するような内容だったから」などと勘違いして逆恨みしてる連中をちょくちょく見かけるが笑止千万

（脱線：最近はそんなデタラメでも取り上げてくれる、金儲けのみを目的としてまともな査読が機能しない「ハゲタカ誌」が台頭して来ており、本来まともなはずだった研究がそんなデタラメをデタラメと気づけず引用してしまうことで、科学が汚染されてしまう問題が懸念されている）

> 30年も経ってから「東海地震は予知は出来ない」との方向転換である。これはどう考えてもまともな科学者の言い分ではない。

「科学」と「非科学」の見分けかたのひとつに「間違いを正す仕組みの有無」があるが、それをご存知ないらしい

仮説に対する研究を深めた結果、当初の仮説が誤っていたと判れば、その仮説を棄却するのが、まっとうな科学のプロセス

一方、ニセ科学には、自分の仮説が成立するようにみえる事例だけ抜き取ってくる一方で、自分の仮説に不利な事例を黙殺する「御都合主義」という特徴がある

> 一部の研究者の地震予知・予測研究は米国などで認められつつある。

認めてくれてるのが、上で紹介した「ハゲタカ誌」やニセ研究者の身内同士でないことを祈りたい

> 「地震学会の意図」に反して地道に研究を進めている科学者も少なからずおられる。

オレの知る限り、それに該当するのは、科学のプロセスを無視した御都合主義や思い込み主導の誤った手法に気づけていない、哀れなニセ科学者たちばかりだが、もしそうでなく、きちんとしたプロセスを導入した研究事例をご存知ならご紹介いただけるとありがたい

また、きちんとしたプロセスを導入した研究であるにも関わらず、無視・排除・切捨てをするような学会が仮にあるとすれば、それは厳しく批判されてしかるべきだろう

> 日本の地震予知・予測研究を正常化するためには、前記一部の”あり得べからざる”地震科学者たちを排除し、まともな研究者に日が当たるようにするしか方法はないと考える。

”あり得べからざる”とは回りくどい表現だが、辞書で引くと「あってはならない」という意味らしい

つまり「あってはならない地震学者」を排除すれば、まともな研究者に日が当たる、というのが貴殿の理屈らしいが、そんな貴殿は「まともな研究者」とは何か、その本質を大いに誤解している

貴殿始め、我々一般民間人は、似て非なる
・「科学」と「ニセ科学」
・「まともな研究」と「研究ごっこ」
を見分ける力を高めることが大切

そのためには、小中学校〜高校の理科教育は、つまらない記憶科目としてあるのではなく、ものごとに対する考え方の本質をしっかり叩き込むことから始める必要があるだろう