地震・防災・地震予知の専門掲示板

> NO.1441グニチ■sVlWzWwXK5zwkYWY0MzRkY2-iPhone2019年03月15日08:22
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> 地震前兆掲示板のスロースリップのスレッド、一年に一度、いや数年に一度あるかないか、あるいはこの掲示板史上初めてかもしれない大事なスレッドであることも読み取れず、相変わらず悪ふざけに耽る連中がいるのは、本当に嘆かわしい
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> ↑の前半部分、スロースリップについて、皆さんはどう考える？

「自分はこう考えたけど、皆さんいかがでしょう？」ならわかるが、
「自分はこう考えたけど」部分を手抜きしたそんな丸投げのフリに反応できるのは、よほどの暇人だけなのでは？

グニチさん。おはようございます。
1つ質問がありコメントさせて頂きます。
いつも色々コメントされてるのを拝見してますが、グニチさんが警戒されるのは珍しいなぁ〜って思い本当に大きい地震でも来るのかも！って思い警戒されてた県の親戚に備蓄するように伝えました。幸い大きい地震は来ませんでしたが…。

それで質問です。何故今回だけ警戒と思われたのですか？いつもは辛口コメントばかりなのに今回だけいつもと違ったのが気になりました。

> グニチさん。おはようございます。
> 1つ質問がありコメントさせて頂きます。

（今晩時間があれば回答する予定）

意味わからん？

> 何故今回だけ警戒と思われたのですか？
> いつもは辛口コメントばかりなのに今回だけいつもと違ったのが気になりました。

ここに投稿される現象の大半は、「ただの珍しい出来事」でしかなく、地震との結びつきを支持する実績がないため、その発生原因が、地下で起きた出来事との関連あるやらないやら、皆目見当のつかないことばかり

一方、当該の投稿は、地下（プレート境界面）で起きた事象そのもの

スロースリップが発生すると、それが大地震発生のトリガーとなるのでは？という可能性を指摘する向きもあるため、平常時に比べて地震の発生率が高まる、という考え方にも一理あるかもしれない、と申し上げた（念のため補足するが「警戒」といった、気分が盛り上がるだけの空虚の言葉は意図的に避けている）

さて、南海トラフ周辺でのスロースリップだが、オレの不勉強で申し訳なかったが、しかるべき資料

https://www.jma.go.jp/jma/press/1903/07a/mate01_1.pdf

P7「上図領域a内の時空間分布図(A-B投影) (2000年1月1日~2019年2月28日)」の図によると、2000年以降、実はこれだけ頻繁に発生していた

これもまたオレの勉強不足の思い込みだったが、普段から「小規模な地震でエネルギーを小出しにすることで、歪みが解消されて巨大地震発生リスクが下がる」という考え方には意味がない、と申し上げてきた件について部分的な訂正が必要だ

数回の単発の地震でエネルギーを分割して放出する考え方には期待できない、というくだりに訂正はないが、数日を要する一回のスロースリップでMw6前後に相当するエネルギーがゆっくり放出されており、これは巨大地震が回避できるだけの「エネルギーの小出し」に該当すると言えるかもしれない

> > 何故今回だけ警戒と思われたのですか？
> > いつもは辛口コメントばかりなのに今回だけいつもと違ったのが気になりました。
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> ここに投稿される現象の大半は、「ただの珍しい出来事」でしかなく、地震との結びつきを支持する実績がないため、その発生原因が、地下で起きた出来事との関連あるやらないやら、皆目見当のつかないことばかり
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> 一方、当該の投稿は、地下（プレート境界面）で起きた事象そのもの
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> スロースリップが発生すると、それが大地震発生のトリガーとなるのでは？という可能性を指摘する向きもあるため、平常時に比べて地震の発生率が高まる、という考え方にも一理あるかもしれない、と申し上げた（念のため補足するが「警戒」といった、気分が盛り上がるだけの空虚の言葉は意図的に避けている）
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> さて、南海トラフ周辺でのスロースリップだが、オレの不勉強で申し訳なかったが、しかるべき資料
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> https://www.jma.go.jp/jma/press/1903/07a/mate01_1.pdf
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> P7「上図領域a内の時空間分布図(A-B投影) (2000年1月1日~2019年2月28日)」の図によると、2000年以降、実はこれだけ頻繁に発生していた
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> これもまたオレの勉強不足の思い込みだったが、普段から「小規模な地震でエネルギーを小出しにすることで、歪みが解消されて巨大地震発生リスクが下がる」という考え方には意味がない、と申し上げてきた件について部分的な訂正が必要だ
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> 数回の単発の地震でエネルギーを分割して放出する考え方には期待できない、というくだりに訂正はないが、数日を要する一回のスロースリップでMw6前後に相当するエネルギーがゆっくり放出されており、これは巨大地震が回避できるだけの「エネルギーの小出し」に該当すると言えるかもしれない

グニチさん。おはようございます。
お忙しい中有難うございました。
理解しました。

> > NO.1441グニチ■sVlWzWwXK5zwkYWY0MzRkY2-iPhone2019年03月15日08:22
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> > 地震前兆掲示板のスロースリップのスレッド、一年に一度、いや数年に一度あるかないか、あるいはこの掲示板史上初めてかもしれない大事なスレッドであることも読み取れず、相変わらず悪ふざけに耽る連中がいるのは、本当に嘆かわしい
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> > ↑の前半部分、スロースリップについて、皆さんはどう考える？
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> 「自分はこう考えたけど、皆さんいかがでしょう？」ならわかるが、
> 「自分はこう考えたけど」部分を手抜きしたそんな丸投げのフリに反応できるのは、よほどの暇人だけなのでは？

【ユーザーフォーラム】自由掲示板26
No.1448 の、私の質問に回答が無かったため、スレ立ててみました。

みなさん、参考になるレスありがとうございました。
引き続き、丸投げの質問に答えていただける暇人の方がいらっしゃれば、
ご意見を伺いたいと思います。

ちなみに・・・私はスロースリップに関して詳しくありませんので、
『本当に大地震の前兆と言えるのかどうか・・・判らない・・・』
と、いった考えしか持ち合わせていません。

一部内容が重複するが、別の研究成果の出典も追加したので、「地震前兆掲示板」に投稿した内容を備忘録としてここに貼っておく

〜〜〜

Re: 宏観
NO.104349gnit◇aXr/5DVWQEdE5OTRiYTliMD-iPhone2019年05月15日06:51 編集・削除
> スロースリップは
> トラフの
> 確実なトリガーに
> なっているそうです

（gnit補足「トラフの」とは「南海トラフ巨大地震の」を略した表現と解釈して以下に続く）

嘘をついちゃいかん

1) トリガーとなる【危険】
2) 歪を解放してくれる【効果】

の正反対の影響について、それぞれ考える必要がある

まず、2)効果のほうから

数日を要する一回のスロースリップでMw6前後の地震一回分に相当するエネルギーがゆっくり放出されており、これが度重なれば巨大地震の回避に匹敵する「エネルギーの小出し」として期待できる

南海トラフ、と呼ばれる領域でのスロースリップ（と考えられる出来事）の発生状況は、

https://www.jma.go.jp/jma/press/1903/07a/mate01_1.pdf

P7「上図領域a内の時空間分布図(A-B投影) (2000年1月1日~2019年2月28日)」の図のとおり、直近約20年だけでもこれだけ頻繁に発生し、これらを累計すればMw7あるいはそれを上回るエネルギーが解放されてきたと考えられる

また、これだけ頻繁に発生したスロースリップ（と考えられる出来事）はいずれも巨大地震のトリガーにならなかった実績、とも言える

続いて2)危険のほう

東北地方太平洋沖地震の発生前にスロースリップが起きていた、とする研究報告がある

http:/
/www.zisin.jp/publications/pdf/nf-vol97.pdf#page=2

この中ではスロースリップがトリガーになった可能性には触れつつも、因果関係については留保する慎重な結論となっている

〜〜〜〜

東京都下町田とか氏へ

「科学的」とは、このように

・出典を添える
・客観的材料を使う
・定量的に述べる
・主観を混じえる場合はそうと判る言葉を添える

姿勢を指すのではないだろうか？
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