地震・防災・地震予知の専門掲示板

たつきさん　少しあなたのことを調べさせていただきました。
有名人なんですね(*^^*)
私は　不作法者だと思いますが、そのまんま思ったこと綴らせていただきます
m(__)m

> 津波で家、街が流されるのを防ぐため、岩手県〜神奈川県まで高さ15メートルの防潮堤を築きたい、と言う事です。

　災害の強さと被害は、必ずしも比例せず。それを頼みに、良識ある専門家、技術者の皆さんは
予算の中で　あーでもない、こーでもない、と日々格闘されている訳です。

　そして我々一般人も。食っていく為と働きながら、その稼いだお金の上前を　税金だの社会保障費だのとして勝手に引かれ。残ったものを家計として　子供の教育費やら父ちゃんの小遣いやら、自分のヘソクリやら工面して生きています。

　防潮堤ひとつにしても、予算という枷が第一にあります。
　第二に、防潮堤を作ることを　そこの住民全てが承諾するか、です。
　昨年の台風の際、川崎でありましたね。景観を損ねる、と　堤を作らなかった所から。川の水が浸水し、マンションの住人一人、亡くなりましたよね。

　停電して大変だったのは有名になりましたが。景観にこたわった結果、人命が失われた、その事実を簡単に忘れてしまう社会では。下手に巨大な防潮堤作る方が危ないんじゃないですか？

　私、歴史好きで　よく高齢な方から昔話を聞いたりするのですが。
　例えば、湘南。有名な大正関東大震災の前にも、後にも。津波でやられてるそうです。
　なので。古くからその土地に住んでいた人々は、絶対に山手から下に家を構えないそうです。
　けれど昨今のビーチブーム。
　おしゃれな建物を建てれば、賃借でもいいお金が入ってくる。
　そうなると、我も我もと建物が増え、人が集まってくる。
　津波の怖さを自覚していない人々を守る為に　防潮堤を建てようと提案したとしても。
それがうまく機能するように、建造、維持されると　お思いですか？

　防潮堤についても、TVの番組で検証してたの見たことがあります。高い壁作ってしまうと、エネルギーを塞き止めるどころか　逆にスピードや破壊力を溜め込ませてしまう、みたいな。
　ちゃんと調べてから返信しないと、ただの揚げ足取りになりますね。ごめんなさい。

　予算もそうですが、巨大な堤防建設計画は、技術的なこともあり頓挫していると聞いています。私もそういうことがあっても不思議じゃないと考えています。